マカオから深圳への移動手段は大きく「フェリー」「越境バス」「鉄道乗り継ぎ」の3つです。この記事では各手段を比較し、ほとんどの旅行者におすすめのフェリーの乗り方を詳しく解説します。
目次
- 移動手段の比較
- フェリーをおすすめする理由
- フェリーの乗り方:ステップで解説
- 節約派は越境バスへ
移動手段の比較
まず選択肢を整理します。マカオから深圳へは大きく3つのルートがあります。
①フェリー(マカオ外港 or タイパ → 深圳蛇口)【おすすめ】
| 料金 | 約250〜400MOP(約5,000〜8,000円)※時期により変動 |
| 所要時間 | 約1時間 |
| 運航便数 | 外港:1日約4便 タイパ:1日9〜12便 |
| 乗り換え | なし |
| 着く場所 | 深圳蛇口港(最寄駅:地下鉄12号線「太子湾」駅) |
メリット
- 乗り換えなし・約1時間で深圳蛇口港に到着
- 蛇口港のイミグレは比較的空いていてスムーズに通過できる
- ターミナルから徒歩圏内に地下鉄駅があり、深圳市内へのアクセスが便利
- 海上からの景色を楽しみながら移動できる
デメリット
- 悪天候時に遅延・欠航の可能性がある
- 料金はバスより高め
②越境バス(拱北口岸経由)【節約派向け】
| 料金 | 約55〜100元(約1,100〜2,000円) |
| 所要時間 | バス乗車だけで約3時間 |
| 運行時間 | 運行会社によって異なる |
| 乗り換え | あり(マカオ出境→珠海経由で乗り換え) |
メリット
- 料金が安い(フェリーの3分の1以下)
デメリット
- バス乗車だけで約3時間と所要時間が長い
- マカオと珠海をつなぐ拱北口岸はいつも混雑しており、歩く距離も長い
- 荷物が多い場合は移動が特に大変
③鉄道乗り継ぎ【参考】
| 料金 | バス・フェリーより高め |
| 所要時間 | 乗り継ぎ含め3時間以上 |
| 備考 | マカオから深圳への直通列車はなく、複数回乗り換えが必要 |
マカオから深圳への鉄道直通便は存在しません。乗り継ぎが良かったとしても約3時間以上かかるため、鉄道好きな方以外には現実的な選択肢ではありません。
フェリーをおすすめする理由
マカオから深圳へ移動する旅行者には、フェリーが最もバランスの取れた選択です。乗り換えなし・約1時間で到着できるシンプルさが最大の魅力です。
最大の理由は所要時間です。越境バスがバス乗車だけで3時間かかるのに対し、フェリーなら約1時間で蛇口港に到着します。荷物を持っての長時間移動を避けられるのは大きなメリットです。また、蛇口港のイミグレは比較的空いていると評判で、入国もスムーズに済ませられるケースが多いです。
さらに、フェリーターミナルから徒歩圏内に深圳地下鉄12号線「太子湾」駅があり、深圳中心部まで簡単にアクセスできます。フェリーを降りた後の市内移動も非常に便利です。
【チケット購入について】
外港発のフェリーチケットはターボジェット(TurboJET)の公式サイトから購入できます。(中国語・英語サイトからの予約になります)
タイパ発のフェリーチケットは、Klook、Trip.comなどの旅行サイトで事前購入が可能です。
乗りたい便が決まっている場合は、特に連休や週末は早めに予約しておくことをおすすめします。
外港発のフェリーチケットを、Klook、Trip.comなどの日本語対応している旅行サイトを探しましたが、見つけられませんでした。ご存知の方は、教えていただけると嬉しいです。
フェリーの乗り方:ステップで解説
- マカオ市内から外港フェリーターミナル(澳門外港客運碼頭)へ向かう。マカオ半島の東側に位置しており、主要ホテルから無料シャトルバスでアクセス可能。路線バスを利用する場合は「外港碼頭」バス停が最寄り。
タイパ発の便を選んだ場合はタイパ・フェリーターミナルへ。 - ターミナルのチケット窓口でチケットを購入・提示し、出国手続きへ進む。事前にオンライン購入している場合は窓口でQRコードを提示しチケットに引き換えるだけなのでスムーズです。出発の30分前にはターミナルに到着しておきましょう。
- マカオの出国審査(マカオ出境)を通過する。日本国籍はパスポートを提示するだけ。
- フェリーに乗船。約1時間の船旅で深圳・蛇口港(蛇口客運碼頭)に到着する。
- 蛇口港で中国の入国審査を受ける。
- ターミナルを出ると徒歩圏内に深圳地下鉄12号線「太子湾」駅があり、深圳中心部まで地下鉄で移動できます。
【注意】中国本土への入国にはビザが必要な場合があります。2026年5月現在、日本人は一定条件のもとでビザ免除措置が適用されますが、条件・期間は変更される場合があります。出発前に必ず最新情報をご確認ください。
節約派は越境バスへ
節約重視派は越境バスが選択肢になります。マカオの拱北口岸(関閘)からバスで珠海を経由し深圳へ向かうルートがメインです。
マカオ拱北口岸 → (徒歩でイミグレ通過) → 珠海側バスターミナル → (バス・約2〜3時間) → 深圳各所
バス会社によって55〜100元程度と安く移動できますが、拱北口岸の混雑や長い徒歩移動を考えると、時間的なメリットはほとんどありません。時間に余裕があり、節約を重視したい場合の選択肢として検討してください。
まとめ
マカオから深圳への移動は、フェリーが時間・快適さ・市内アクセスのすべてにおいてバランスが優れており、ほとんどの旅行者に最適な選択肢です。事前に運行スケジュールを確認し、チケットを早めに予約しておきましょう。越境バスは節約したい方向けですが、3時間以上かかる点は覚悟が必要です。
旅行前にフェリーの時刻表を確認して、自分のスケジュールに合ったルートを選んでみてください。
